住まいの傷跡 雨漏り・その他
外壁:シーリングの劣化被害
出会いは・・・
写真左から1.2.3.4はシーリングの劣化状態 5.6.7はシーリングの劣化による被害
築年数 | |
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工事内容 | 外壁シーリングの寿命は約10年。きちんとメンテナンスをしないと住まいが重大な被害をうけることになります。 |
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施工ポイント
シーリングは外壁サイディングの継ぎ目やサッシの廻りなどに雨水の侵入が考えられる部分全般に使用されています。このシーリングは雨水から建物を守る最後の砦と考えて頂けるといかに重要な部分か御理解頂けると思います。一般住宅で主に使われているシーリングは変成シリコーン系と言われる材料で耐久性は環境にも大きく左右されますが約10年と言われています。この工事を行うタイミングですが「表面のクラックが目立つ」「サッシや外壁から外れる」など、目視で判断が可能です。またシーリングの上に塗装がしてあると若干持ちは良いですが、そのままだと劣化の状態が見えないので目立たない所の塗膜を剥がしてみるなどして確認するのが良いです。
ではこのシーリングが劣化したまま使用しているとどうなるのか? 先ほど申し上げたようにこれは建物を守る最後の砦。写真を見て頂けるとお解りになると思いますが、この砦が崩されると建物に雨水が侵入し木材をどんどん腐られてしまうため、耐震性能の低下や外壁の破損、塗膜が剥がれたりなど建物に重大な損害を与えてしまいます。シーリングとは住まいを守るという大きな役割を持った部品であるという事。そして定期的なメンテナンスが必要であるということを忘れないでください。